今でこそ荷造りもコツを掴んできましたが、初めての親子留学で大変だったのは荷物の準備です。

初めての経験で手探り状態。
いろいろと調べながら少しずつ荷物を揃えていきましたが、小さい子供がいると何かと不安であれもこれもと増えてしまいました。
ブログを読んだ方からの問い合わせも、持ち物についても質問がとても多いので、初めての親子留学を控えて荷物の準備を進めている人に私の経験をシェアします♪



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絶対に必要な持ち物は何?
セブに親子留学をしてみて感じたのは、必要なものは基本的には買えるということです。
大きなスーパーですと日本の食材もありますし、忘れ物をしてもそれほど心配しなくて大丈夫そうです。
でも、着いたらすぐ使いたい物、使い慣れた物(特に子供の物)は持って行った方がいいですね。
それから、なければちょっと不便だけど、なくてもなんとかなるかと判断して持って行かなかった物は、結局現地で購入しました(洗面器、子供用の小さなお皿)。
それでは、私が実際に日本から持ってよかったと思ったものと、必要なかったものなど、実際に留学しての感想をシェアします。
持って行ってよかった物
市販薬・処方薬
お薬は、もしもの場合に備えて常備薬として絶対持って行ったほうがいいです。
体調が心配な場合はきちんと診断を受けるべきですが、それほど深刻ではない症状でとりあえず薬を飲んで様子をみようと思っても、現地だと処方箋がないと薬が手に入らない場合もあります。
自分用に頭痛薬など普段飲み慣れている市販薬、子供のためにはかかりつけの小児科でいつも処方してもらっている薬をお願いして持って行くのがおすすめです。
我が家も飲まずに持って帰ってきた物がほとんどでしたが、手元に馴染みのある薬があるのは安心感がありました。
お守りとしてひと通り持って行くことをおすすめします。


もしものときの抱っこ紐
下の子は初めての留学時に2歳4ヶ月。
自分で歩けるし、私の肩や腰が痛くなるので、日本では抱っこ紐を使う機会はほとんどなくなってきました。
それでも、抱っこ紐は持って行ってよかったです!
現地ではベビーカーをレンタルする予定だったので、行く前は抱っこ紐を持って行くかどうか悩みました。
愛用していたエルゴタイプの抱っこ紐は結構かさばるんですよね。。。
トンガなどもう少しコンパクトな抱っこ紐にすることも考えましたが、やはり使い慣れたものがいいし。
ただ、心配だったのは大きなスーツケースと6歳、2歳を抱えての移動のこと。
空港では人も多いしはぐれてしまうのも怖かったので、念のため使い慣れた抱っこ紐を機内持ち込みとして持って行きました。
結果として、大人1人で荷物を持っての移動は子供の手を引くことができないので抱っこ紐があってよかったです。
子供がぐずったり寝てしまった場合も、抱っこ紐があれば両手が空くので助かります。
遭遇した非常事態のときにも抱っこ紐に助けられました。
まさかのトラブルで暗い非常階段を20階から下りる羽目になりましたが、抱っこ紐がなかったらかなり危なかったし大変だったと思います。
追記:下の子が3歳になったタイミングで抱っこ紐も持参しなくなりました。
Kindle
私たちが利用した成田発セブ行きのフィリピン航空の便では、座席にモニターが付いていませんでした涙
さらに、機内では無線LANもうまくつながらなかったんです。
こんなときに備えて事前にKindleにダウンロードしていたAmazonプライムビデオの子ども向けの動画(我が家の鉄板のしまじろう、ドラえもん、こねこのチー)を見せて長時間のフライトをやりすごしました。
これがなかったらじっとしていてくれなかったかも。
AmazonのKindleは本当におすすめです。
Amazonプライムに加入すれば子ども向け動画も見放題ですし、今回のようにオフラインでも使えるようにダウンロードすることもできます。
LCCにもモニターは付いていませんので子供が飽きないように何らかの対策が必要ですね。
どのモデルも、容量が足りなくなったらSDカードを挿してそこにダウンロードすることができます。
到着後も、滞在先のコンドミニアムにもテレビがなかったため、必要に応じてYoutubeの動画を見せていました。
プライムビデオは日本以外からは再生できないので、日本でダウンロードしていってください。
折りたたみ傘
セブに滞在中、予告なく激しい雨に降られたことが何回かありました。
比較的すぐやみますが外出時はバッグに折りたたみ傘を入れておくと急な雨にも対応できます。
晴雨兼用なら日傘にもなりますね。
軽量でコンパクトな傘がいいですよ。
食事用ハサミ
持って行ってよかったというか、我が家はもうこの肉きりハサミは必需品なのです。
セブでも大活躍してくれました。
ただし注意点として、刃物は機内に持ち込めません。
国土交通省の危険物の機内持ち込みに関するページでは、ハサミについてはこのように書かれています。
先端が尖っていないもので刃体6cm以下であれば持込可能
小さな眉毛きりはさみや鼻毛きりはさみ等の化粧用はさみ、携帯裁縫セットのはさみも持込可能
政豊の肉きりハサミの刃の長さは40mm(4cm)とありますので、長さについてはクリアしていますが、「先端が尖っているか」は微妙なところです。
私は没収は避けたかったので、飛行機移動の際は念のためにスーツケースに入れて預けました。
ジップロック
持ち歩き用のトイレットペーパーを入れたり、子供が学校のスナックタイムで食べるお菓子を入れたり、冷蔵庫の野菜を保存するため、とにかくこまごまとしたものを入れるのに大活躍でした。
子供サイズのハンガー
語学学校の寮などだとハンガーは用意されているところが多いと思いますが、子供用はなかなか置いてないのではないでしょうか。
持って行ったベビーハンガーは、子供のTシャツや水着を干したりするのにフル稼働していました。
フック部分が金属のものより、すべてプラスチックのほうが軽くていいですよ。
ふりかけ
普段はあまりフリカケを使ってないんですが、留学時は小分けタイプのフリカケや、ノリタマなどをいくつか持って行きました。
フィリピンのお米が口に合わなくてもふりかけをかければごまかせますし、朝はご飯とふりかけがあればそれでなんとかなります。
持って行けばよかったと思った物
ラップ(自炊の場合)
自炊だったので作り置きを保存しておくために現地でラップを購入しました。
しかし、日本メーカーの物に慣れている私にはちょっと使いにくい物でした。
やわらかすぎるのかラップをひっぱりだすのもお皿に貼り付けるのも、切り取るのもなんだか気持ちよくいかなくて、、。
素材も日本の方に丈夫なものではないようです。
日本製品の優秀さを一番実感したのがこのラップでした。
ウォーターガイド
子供に手を洗わせるのに踏み台がなかったので、洗面所でイチイチ抱っこしなくてはならず大変でした。
ウォーターガイドは家でも使っているのですが、これを持って行っていれば少しは手が届きやすくなって楽だったかな、と思いました。
使い慣れたお風呂グッズ
バスタブのない固定式のシャワーに子供を2人入れるのはそれなりに大変でした。
お風呂グッズに関しては普段から使い慣れている物を持って行った方がストレスが少ないと思います。
我が家の場合は、普段使っている手おけ(洗面器)、ボディーソープ(泡で出てくるタイプ)、ボディスポンジは持って行けばよかったと思いました。
特に洗面器代わりのミニバケツを持って行くつもりだったのが忘れてしまったので、現地のベビーザらスで購入するまでの数日間がかなり大変でした。
まだまだシャンプーを嫌がるので、シャンプーハットも持参しましたがこれは持って行ってよかったです。
追記: 子供の年齢が上がるにつれ、使い慣れたお風呂グッズの必要度は下がっていきました。
だいたい2歳までがボーダーラインですね。
子供用マスク
排気ガス等の影響なのか、子供の咳が止まらなくなったときがありました。
マスクはコンビニやドラッグストアでも売っていましたが、大人サイズのみ、、、。
ゴムの所を結んで短くして使わせていました。
子供サイズのマスクは日本から持って行った方がよさそうです!
持って行ったけど使わなかった物
持って行ったけど実際にはほとんど登場機会がなかったのは次のものです。
次回は持って行きませーん 😆
ミニ洗濯板
下着など小さな洗濯物は何度かちゃちゃっと手洗いしましたが、手だけで十分でした?
逆に手洗いの際は洗面台に置いておいたウタマロがちゃちゃっと洗えて便利でした。
キャリーフリーチェアベルト
日本では外食の際に持ち歩いているチェアベルト。
イスにセットしたり、ママの膝に抱っこしてこのベルトをセットすることで、子供のお座りをサポートしてくれたり落下を防いでくれるものです。
おでかけのときに活躍していますが、フィリピンのお店はファーストフードもお高めのレストランも、大抵は子供用のイスが用意されていたのでなくても大丈夫でした。
携帯用補助便座
トイレトレーニング中の息子のために、学校の寮で使う補助便座(コンパクトタイプ)を持参しました。
便座に合わなかったのか安定せず、薄くて体重をかけると割れそうな気がして、結局ほとんど使いませんでした。
余裕があれば持って行きたいもの
オムツ
オムツは現地で問題なく買えます!
海外はテープタイプが主流と聞いたことがありますが、パンツタイプも売ってました。
セブですとSMシーサイド内のスーパーの品揃えが豊富でした。
パンパース、グーン、ムーニーマン、マミーポコなど、日本でおなじみのオムツもありました。
(日本語のパッケージのオムツもありましたが、一部、S、M、Lなどのサイズに対応した体重が日本の物と違っていたので買う前にしっかり表示をチェックしたほうがいいです。)
我が家も1パックだけ持っていき、なくなったら現地購入しました。
ただ、私が失敗したのは、安さを求めて初めてのメーカーのオムツを買ってしまったことです。
最初に買ったのが「ハギーズ」、表示の体重的には合っているサイズだったのですが、息子は尻が大きいのでキツイと嫌がり履かなくなりました。
それを聞いて家政婦さんが教えてくれたのが「ハッピーパンツ」。
サイズ的には大丈夫だったのですが吸水力があまりなかったようで、おむつ替えをうっかり忘れたときにズボンまで濡れてしまうことが多々ありました。
仕方なく後から合流した夫に家のオムツを持ってきてもらいました。
日本でも売っているパンパースなども、海外で買うと素材などちょっと違うと言う人もいるんですがどうなんでしょうね。
短期の滞在なのであれば、日本から全期間分のオムツを持って行った方が確実です。
お尻拭きは匂いの強いものが多いので肌の弱い子は持って行った方がいいです。
水遊び用パンツ
この水遊び用パンツは現地で売ってるのは見ませんでした。
日本とは違い、オムツの外れていない子供はプールに入れないとか、水遊び用パンツの着用が義務づけられていたりはなかったです。
でも公共のプールで、おしっこはまあいいとして、う○○?をしてしまったら大変なことになりますね?
水遊び用パンツをしていれば?も外に漏らさずキャッチしてくれます。
(普通のおむつのような吸水性はないので注意です)
うちは、夏に保育園の水遊びで使ったパンツが2~3枚だけ残っていたので、それプラス布パンツも購入して持って行きました。
布製だと水着と同じように何回も使えます。
トイレットペーパー、ティッシュ
留学先の寮などでは、トイレットペーパーは1つだけ備え付けられていて、なくなったら各自用意してね、というところが多いようです。
私たちが滞在したコンドミニアムでもトイレットペーパーは1つだけ置いてありました。
特にフィリピンでは、外出先のトレイにトイレットペーパーがない場合が多いので、ティッシュを持ち歩いたりして何かと使います。
現地で買うにしても、最初の数日をしのぐために、荷物に余裕があればちょっとだけ持って行くといいですよ。
子供のミニ皿やカトラリーセット
レストランで日本のファミレスのように子供用のお皿やスプーン・フォークを出してくれるようなところはありませんでした。
キッズメニューが用意されているレストランでも、出てくるフォークは大人と同じサイズ。
結構食べさせにくかったです。
お皿もお願いすれば追加で出してくれるでしょうけど、子供用の小さなお皿やスプーン・フォーク類をお弁当セットみたいな小さなケースに入れて持ち運びできると便利です。
うちはカトラリーセットは100均で買ったのを持って行きましたが、子供用のお皿は現地で買いました。
コーナークッション
2歳の息子、はしゃいで走り回っているときに転び、ベッドの角に顎をぶつけてあざを作りました。
家具などの角になっている部分をカバーするために、コーナークッションをちょっとだけ持って行くと安心かもしれません。
こればっかりは実際に行ってみないと分からないですし、お荷物に余裕があれば。
いざとなればタオルでガードするなどなんらかの方法で代用はできますので。
現地で買えばいいもの
シャンプー類
私はシャンプーや化粧品には特にこだわりがない方なので、到着した日にスーパーで買いました。
しかし、どれも馴染みのない商品ばかり、、、
どれを買っていいか分からないので買い物に同行していた家政婦さんに「おすすめある?」と聞いたら、
「絶対サンシルク!!」
と言うので言われるままに買いました。
フィリピンで人気があるのでしょうか笑
こちら、使い心地はすこぶるよかったです。
日本に持って帰ってそのまま使っていたら、帰国後美容院に行ったときに頭皮の調子がいい!と言われました。
私には合っていたみたいです。
コンディショナーはこちらも家政婦さんおすすめのクリームシルク
どちらも日本で買おうとすると結構高いです!
びっくり。
お菓子
食物アレルギーの心配があるお子さんは別ですが、行きの飛行機でうまくご機嫌をとるためのお菓子と、残りは現地調達で大丈夫です。
フィリピンはお菓子天国か?っていうくらいスーパーにはたくさんの種類のお菓子が溢れていました。
海外に行ったら、日本にないお菓子を食べてみるのも楽しいですよね。
そうは言っても、滞在中のいちばんのオヤツは「バナナ」や南国フルーツでした笑
サニタイザー(除菌ジェル)
外国なので、トイレの衛生面など気になると思いますが、日本のように便座除菌ジェルがトイレに備え付けられていたりはしません。
手ピカジェルのようなミニサイズの除菌スプレーや除菌ジェルを自分で用意する必要がありますが、これもフィリピンのスーパーで売っていました。
英語では「サニタイザー」と言います。
お子さんに持たせてもいいですね。
私はルスタンスで買ったAll Humannatureのオーガニックサニタイザーが大ヒット。
とーってもいい香りでたくさん買って帰ってきました。
画像は「All Humannatureのサイト」から。
現地で買えるものについての注意点
冒頭に書いたとおり、だいたいのものは現地で買えます。
だいたい何でもありますが、ただし、、、



上にも書いたように「ラップ」も使いにくかったですし、ビニール袋とかも薄かったです。
それ以外にも、たとえば、「子供用歯ブラシ」。
なぜか2歳あーすけが日本から持って行ったいつもの歯ブラシの色が急にイヤになり、
「青い歯ブラシがいい!青!青!」
と主張したので仕方なく翌日探しに行きました。
ところが、子供用歯ブラシはあってもヘッド部分がやたらでかい!



磨きにくかったです。
それからたとえば、「除菌もできる食器用洗剤」とか、子供のウォーターボトルを洗うときの「ストローの中を洗うやつ」とか。
そういうのはなかなか難しそうです。。。。
絶対必要ではないので、譲れない物は持って行き、あとはなくても割り切って過ごすとかですねえ。



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