2歳と6歳の子供を連れて、2019年1月にフィリピンネグロス島の「サンボンギータ」の語学学校「DETi」に2週間の親子留学をしました。
今回は、この学校や周辺の雰囲気、環境、治安などについて説明します。

良くも悪くもこの田舎加減が最高にはまります!
DETiの雰囲気
DETiのあるフィリピン・ネグロス島のサンボンギータはとにかくのどか!安心!
時間がゆっくり流れています。
自然に囲まれたのどかな雰囲気
目の前がビーチという最高の立地、そして敷地内でもヤギを飼っていたり、
学校から一歩外に出ると民家に牛がつながれていたりニワトリが放し飼いにされていたりします。
留学と言いながらも、夏休みに帰省してのんびり過ごすような気分で楽しめます。
リゾートに滞在しながらマンツーマンで授業を受ける感じです。
日本人経営なので生徒さんもほぼ日本人です。
生徒同士の距離が近くアットホーム
受入人数が少ないのでアットホームで、他の生徒さんとも同じテーブルで食事をするなどシェアハウスで共同生活をしているような感じです。



子どもが体調不良になったときなど、他の家族に助けてもらいました。
また、子ども同士が仲良くなると勝手に一緒に遊んでいるのでとても楽です。
一緒にご飯を食べて、朝から晩まで一緒だとそれは仲良くなりますよね。
勝手に遊んでいると言っても敷地の外には出られませんし、部屋の窓などから外の様子が見えるので安心です。
先生もいるので大人の目がたくさんあります。
この他の家族やお子さんとの交流がとてもよかったです。
ただし、小規模ゆえに時期によっては他に子どもが少ないこともあります。
子ども同士の交流を求めているなら、夏休み時期や春休み時期など混み合う時期を狙うのもありです(すぐに満室になるので注意!)。
我が家の場合も、最初の週はりぃ子と同い年の女の子がいたのでとても仲良くなりずっと一緒に遊んでいましたが、その子は次の週には帰国してしまいました。
次の週はりぃ子が一番年上になってしまい、ちょっと淋しそうでした。
もちろん、先生やインターンの大学生など、大人がたくさんいて可愛がってくれるのですが、やはり子ども同士というのはまた違うのでしょうね。
治安はまったく問題なし
治安についてはセブやマニラなどとは違いとっても良いです。
地域の方も温かく親切です。
親子連れが安心して滞在できる地域です。
学校の敷地の周囲は民家、リゾートホテルなどがあります。
リゾートホテルと言っても騒々しかったりするわけではなく、雰囲気が悪いわけではありません。
トライシクル、ジプニーと言った乗り物も、問題なく利用できます。



サンボンギータは治安が良いのでまったく問題ありません!
学校の敷地は柵で囲まれており、門も夜間は施錠されています。
さらに、専属の警備員が夜通し敷地内の見守りを行ってくれているので治安面でもとても安心です。



近隣のお買い物事情
他の生徒さんも田舎だとは聞いていたけどここまでだとは思わなかったと口を揃えて言っていました笑
基本的になにもありません。



いわゆるコンビニは近隣にはありません。
徒歩圏内にちょっとした売店(サリサリストア)はありますが、気分次第なのかシエスタなのか笑、昼でも閉まっているときがありました。
夕方にまた行ってみると開いていたり。
ここでは簡単なお菓子や日用品を売っていました。
また、トライシクルで10~15分の所にパブリックマーケットがあります(子どもの足ではちょっと厳しいのと、昼間はかなり暑いです)。
道路沿いに小さな商店が密集しており、そこで生鮮食品やお惣菜も買えますし、パン屋さんもありました。
ドラッグストアやお菓子なども売っていました。
ATMもありませんので、お金を下ろしたり、両替をしたりするには週末にバスでドゥマゲテの街まで行かなくてはいけません。
お土産を買うなど、日用品以外のお買い物もドゥマゲテです。



ドゥマゲテの中心部にあるショッピングセンターも、イオンのような感じです。
DETi周辺の移動手段
サンボンギータの交通手段ですが、日本のような流しのタクシーはありません。
主要な公共の乗り物としては次の3種類があります。
- トライシクル
- ジプニー
- セレスバス



このほかにも自転車のトライシクルのようなものとかいろいろあるんですが、主要なのがこの3つです。
トライシクル
バイクタイプの三輪タクシー。
大通りに出ると流しで走っているので簡単につかまえられます。
途中から別のお客さんが乗ってくることも。
そんなに速くないので近距離向きです。
ジプニー
手持ちの写真がちょうどいいのがありませんでした。
トラックの荷台に乗る乗り合いタクシーのようなものです。
こちらも大通りを頻繁に走っています。
子どもが体験学習で学校外に出るときにジプニーを利用していました。
セレスバス
セレスバスとかセレスライナーと呼ばれている黄色いバスで、中距離を走ります。
ネグロス島を縦断する大きなメインロードが学校のすぐそばを走っています。
バス停や時刻表はありませんが、大通りに待っていると10~15分おきに走っているので手を上げて止まってもらいます。
週末にドゥマゲッティの街へ遊びに行くときはこのバスを利用します。
ドゥマゲッティまでは40分くらいです。
何もない田舎でのレッスン時間外の過ごし方
放課後の過ごし方
平日のレッスンの後は各自自由に過ごしていました。
プールに入ったり、パブリックマーケットにお買いものに行ったり、お洗濯をしたり、、、それぞれです笑
ベビーシッターさんと一緒に学校の周りをお散歩するのも楽しかったです。
子どもがぐずってもおんぶや抱っこをしてもらえたのでとても楽でした♪
私は2コマしかレッスンがなかったので、リゾートホテルのレストランで海を眺めながらのんびり本を読んだりPC作業をして、日本では難しい1人の自由時間を満喫しました。
また、部屋にマッサージを呼ぶことができるので、子どもがレッスンを受けている間に1時間じっくりマッサージをしてもらい、疲れた身体をほぐすこともできました。
週末の過ごし方
週末はアクティビティに行くか、ドゥマゲッティに遊びに行くのが一般的な過ごし方です。
学校にいても食事は出ませんし、スタッフも生徒さんもいなくなるので静かでやることもありません。
週末アクティビティはアポ島へのシュノーケリングツアーや、近場の温泉などがあります。
外部のツアーもありますし、学校でツアーを手配してもらうこともできます。



私たちはせっかくの週末に子どもの体調不良が重なり、
学校に缶詰状態で過ごしてしまいました・・・
日焼け対策・空気汚染・虫など
日焼け対策はどうしたか
日焼け止めは最初のうちは塗っていましたが、しょっちゅうプールに入ったりするのでそのうち気にしなくなりました。
すごく暑い時期ではなかったのでそこまで日差しは強くなかったです。
日焼け止めはあまり塗りませんでしたが、外ではできるだけ帽子を被らせるようにしていました。
スイミングレッスンの時は水遊び用の首の後ろが布になっている帽子を被せました。
これがなかなか良い仕事をしてくれたのでおすすめです。



それでも帰国時には肌が少し黒くなっていました。
虫はどれくらいいた?
虫については気になるところですよね。
特に蚊。
蚊は時々刺されましたが思ったほどいませんでした。
日本の夏の方がよっぽど蚊が出ます。
スタッフの方に聞いたら、蚊があまりいないのは目の前が海で海風が吹いているせいかもしれないとのことでした。
一応虫除けスプレーなど持って行きましたが、これも最初のうちしか使いませんでした。
ただ、ムヒなどの虫刺されクリームの持参は必須です!
蚊よりも気になったのがアリです。
外にいると足を上ってきてチクリと刺されることが時々ありました。
特にプールサイドはアリが多いので注意です。
赤いアリが刺すそうです。
空気汚染について
セブでは大気汚染に悩まされましたが、学校内にいる限りは全く問題ありませんでした。
ただ、大通り沿いのパブリックマーケットに行ったときは、車の往来が激しいためか喉が痛くなりました。
最後に
何もないことこそが贅沢なんだな、と思わせてくれる留学経験でした。
時間がゆっくりと流れ、日々のイライラを忘れさせてくれるような豊かな生活でした。
インフラが不安定なせいか滞在中に停電や断水も経験しましたが、そういうものだと思って田舎暮らしを楽しんでください♪