2歳と6歳の子供を連れて、2019年1月にフィリピンネグロス島の「サンボンギータ」の語学学校「DETi」に2週間の親子留学をしました。
今回は、DETiに留学した場合の食事事情をご紹介します。
留学先の学校で出された食事や、自炊や外食のについても説明します。
子連れ海外で気になるのは食事についてですよね。 大人だけならまだしも、子どもの口に合うかは大事です。 野菜もたっぷりだし、留学先で安心しておいしいものを食べられるのはポイントが高いです!モモシロ
- DETiではどんな食事が出るの?
- 子どもの口に合う?
- 衛生面は大丈夫?
- 離乳食はどうする?
DETiの食事は2食、夜はオプション
DETiの食事はどんなもの?
提供されるメニューは基本的にフィリピンの家庭料理です。
フィリピン人のシェフが食材の選定からメニュー決めまですべて任されているようで、日本人の口に合うような味付けになっています。


学校専属のシェフ
シェフはシンガポールで働いていた経験もあるため、レパートリーも豊富でした。
日本人スタッフから作り方を聞いた餃子などの日本食のメニューが出ることがありました。
餃子は大人用(ニンニクたっぷり)と子供用(ニンニクなし)の2種類が用意されるなど、子どもが食べられるように配慮されていました。


手前左にあるのが餃子です。



残念ながらこのニンニクたっぷりの餃子はちょっと私には合いませんでしたが・・・
オーガニックの食材を使っているそうで、さらに野菜が多く使われていたのでとてもヘルシーでした。
他の語学学校と比べると、食事にはかなりコストがかけられているように感じました。
クッキングクラスの時にシェフとお話したのですが、添加物をできるだけ使わないなどのこだわりが感じられました。
味はそれほど濃くなく食べやすかったです。
時々うーんというものもありましたが、だいたいは美味しくいただけました。
留学中は野菜不足に陥りがちなのですが、DETiに関してはその心配は不要です。
子どもの口に合う?
子どももそれなりに食べていました。
上のりぃ子は好き嫌いや食わず嫌いがあり、食べないものもありましたが、気に入ったものはおかわりしても食べていました。
特に肉類は食いつきがよかったです。
ただ、お肉はちょっと1つが大きめだったので食べにくかったようです。
小さく切ってあげるなど、その点は注意が必要です。
離乳食対応は?
離乳食中の赤ちゃんがいたのですが、その子は離乳食を用意してもらっていました。
ただ、離乳食の進み具合などによって対応が違ってくる可能性がありますので、直接ご確認ください。
こちらの写真はあーすけが体調不良になったときに作ってもらったもの。
お肉や野菜を柔らかく煮たスープ状のものです。
バナナ以外食べられていなかったので助かりました。
朝ごはん
朝食は、起床後、それぞれのタイミングでパンを焼き、自分で卵料理を作り、前日に用意されたスープを取り分けて食べるという半セルフスタイルです。
冷凍庫のパンをトースターで焼きます。
冷蔵庫にジャムやバターなどが用意されています。
卵は1人1個、目玉焼きやスクランブルエッグなどをキッチンで調理します。
スープは前日作った物が温められて鍋に入れているので、自分で取り分けます。
あとはバナナなどのフルーツを自由に食べました。
昼ご飯


メニューが書かれている時があります


上のメニューの時の実際の食事。左側のナスのフライは一般的なフィリピン料理みたいです。ちなみに下にある小さなボウルは赤ちゃん用の離乳食です。
昼食は3コマ終了後にみんなで食べます。
全員でメインダイニングのテーブルを囲みます。


この日はキャロットラペ、卵焼き、クッキングクラスで作った野菜と挽肉のもやし炒めなど
品数が多く、大皿に盛られているのを各自取り分けるスタイルです。
ライスとスープは必ず出されていました。
写真でわかる通りお野菜がかなり多いです。
夕食の選択肢は4つ
DETiの食事は夕食はオプションになります。
平日に夕食を食べる場合は、次の4つの選択肢があります。
- DETiに申し込む
- 外食する
- 自炊する
- お惣菜を買う
DETiで食べる
やっぱり学校の夕食を食べるのが一番楽ちんです!
追加料金になりますが外出しなくてもいいし、何もしないでも出てきますからね。
昼食と同じように、メインダイニングのテーブルでお食事を頼んだ人で一緒に食べます。
同じように大皿の料理を取り分けます。
時間はだいたい18時~18時半くらいでした。
私はもともと家事からは解放されたかったので笑、基本的には夕食はお願いしていました。
ただ、夕食は4歳から大人と同じ料金になるため、3人分だと結構割高に感じました。
外食をする
外食をする場合は近隣のリゾートホテルのレストランになります。
徒歩で行けるホテルが2つあります。
私たちは基本的には学校で食べていましたが、気分転換にホテルで食事をしました。
(学校にお食事をお願いしていても、前日までに伝えればキャンセルできます。)
ホテルと言ってもお値段もそれほど高くありません。
メニューを載せておきますが600円くらいからです。
写真は、ハンバーガーとフライドチキンです。
目の前の海を見ながら、サンミゲルビールやカクテルを飲みながら美味しい料理をいただくのは最高です。
ただ、出てくるまでに時間がかかることを覚悟してください笑
自炊する
共有のキッチンで自炊をすることもできます。
冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器などもあり、自炊をしようと思えばできる環境です。
ただし、私たちの滞在したコテージはメインダイニングがあるところだったので、シェフが料理をしている間は使えませんでした。
そのため、自炊をしようにもタイミングがちょっと難しい状況でした。
他のコテージですと生徒だけでキッチンを使えます。共有ですので、自炊するご家族が多い場合は交代で使用することになります。
自炊をされていたご家族は、お素麺など簡単な物を作っていました。
お惣菜を買う
学校からトライシクルで10分くらいのところにパンやお惣菜を売っていました。
それを買ってきて食べることもできます。
また、ホテルのお食事もテイクアウトできます。
注文してから待つのがイヤな場合は、テイクアウトとして注文してできあがるころに取りに行くのもいいですね。
食事の衛生面の心配について
最後に、フィリピンでの食事は衛生面が心配ですよね。
水道水は飲まないなど基本的なことに気をつければ大丈夫かと思います。
学校の食事については問題ありません。
シェフが食材をしっかり管理しており、キッチンも清潔な状態に保たれていました。
リゾートホテルでの外食も、過度に心配する必要はありません。
注文したドリンクの氷も、水道水ではなくミネラルウォーターを使っているそうで、外国人宿泊客が多いせいかいろいろと気を遣っている様子がうかがえました。
パブリックマーケットに売っているお惣菜などの食品は・・・
試していないので正直なんとも言えません。
冷蔵庫ではなく外で売っているものなどは早めに食べた方が良さそうです。
道でチキンを売っていてとてもおいしそうだったのですが、学校スタッフの方に聞いたら、しっかり火が通っていなくてお腹を壊した生徒さんがいるそうです。
心配な場合はお子さんには食べさせない方が良いかもしれませんね。
うちは滞在中あーすけが下痢になってしまったのですが、当時お腹の風邪がはやっていたのがうつってしまったみたいです。
食事が原因ではなかったようです。