2歳と6歳の子供を連れてセブ島の語学学校「Kredo Kids」に2週間の親子留学をしました。
Kredo Kidsの家政婦さん付き親子留学について知りたい人はコチラ↓をご覧ください。

滞在6日目、それはトラブル続きの日でした。

留学最初の週の金曜日を終え、楽しい週末を迎えるはずでした。
何が起こったか順を追って報告していきます。

もう二度と経験したくないです。
※このコンドミニアムは現在クレドキッズの滞在施設からは外れています。
ご安心ください。
ブレーカー誤作動?
朝、少し蒸し暑いのでエアコンを付けようとするとスイッチが入らない。
リモコンは正常に動いている様子。
シッターさんの到着を待って受付に確認しにいってもらい、受付の人が部屋まで来ました。
すると、エアコンの場所のブレーカーが落ちていることが判明しました。
その時に、料理をするときは換気扇を付けてくださいね、と注意されたんだけど、昨夜は料理してない。
このときは、不思議に思いつつもそのまま学校に登校しました。
バスルーム施錠事件
学校終わりにシッターさんと合流したときに、バスルームの鍵が内側から施錠されてしまって入れなくなっているとの報告。
理由は不明。
そのまま学校に鍵を取りに行ってもらうも、鍵は誰も持っていないことが判明します。



お風呂入れない?トイレ入れない?
歯も磨けない???
一体どうなるの?
受付の人も対応してくれないしで、学校のスタッフが来てなにかガチャガチャやってくれたけどそれもだめで、
リペアサービスももう終了時間を過ぎてしまったそうなんです。
このままだとトイレにも入れないし、洗面用具一式も中だし、非常に困る。
無情にも時は過ぎ、いろいろとやりとりした後、結局フロントの人が「鍵の救急車」みたいなサービスの人を呼んでくれて19時半にやっと開けられたんですね。
まあ最終的に開いたからよかったんですけど、でももし2歳児のココが中に入っていて閉じ込められていたら?
と考えたらぞっとしませんか?
親子留学を受け入れているコンドミニアムで、子供が何かのタイミングで中に閉じ込められてしまう可能性って大いにあると思いますし、その時の対応策が一切ないというのも本当に恐ろしかったです。
シッターさんの話しだと、気がついたらドアが閉まって開かなくなっていたそうなので(ココも一緒にいた)、
ココが中にいなかったことは本当にラッキーでした。
また同じ状況が発生しないとは断言できない状況ですので、今後はバスルームのドアは閉めないことにしました。
そして、物理的にドアが閉まらないようドアの上の部分に自作のカバーを取り付けたのでした。
で、この後にこの日の最大級のトラブルが起こります。
非常事態発生
8時過ぎに3人でシャワーを浴びていると一瞬停電して真っ暗に。
ココが恐怖で泣き叫び、なんだなんだ?と思っているうちに復旧。
安心してシャワーを再開したら今度は突如として耳をつんざくような音で警報器が鳴り出したのです。
なに?どうした?
とりあえずシャワーを中断して体を拭き服を着させる。
私も急いでTシャツとパンツを着る。ちなみにノーパン&ノーブラ
靴をはかせ、鍵とスマホだけ持って飛び出した。
それと非常階段で下に降りるつもりで抱っこ紐も。— モモシロ@フィリピン親子留学中 (@totovito) 2018年9月14日
状況がわからないのでとにかく服を着て下に行こう、と慌てて子供に服を着させ、自分も着替えて部屋を出ました。
一瞬素っ裸で逃げようかと思ったけど、とりあえず手の届くところに置いてあったTシャツとリラコを着用。
ブラジャーとかそんなんは探してる暇はないと判断。
(素っ裸は回避した自分、正解でした。)
いやしかしその時点で慌ててましたね。
翌日ココのオムツを交換しようしたら前後逆に履かせてたのが判明し笑ってしまいました。
まああの状況じゃ仕方ないよね。
ドアの外に出ると誰もいない。
この時自分の部屋の前の非常ベルだけが鳴っているのと思い違いをして、私なんかやらかしたかしらと考える
ここだけなら誰か駆けつけてくるはずだがそんな気配はなく他に人が見当たらないため不安になる。
実際にはコンドミニアム内の全部の非常ベルが鳴っていたらしい。— モモシロ💎子供の英語多読&オンライン英会話&フィリピン親子留学サポート (@totovito) September 14, 2018
とにかく大音量が響き渡る中、部屋の外に出ても誰もいないんです。
どうして誰もいないの?
私たちどうすればいいの?
と困惑。
こういうときは自分の冷静な判断が求められますよね。
朝、ブレーカーが落ちた件で注意されていたので、何かまたやばいことをしてしまったのかもと混乱しました。
とりあえず非常階段で下に降りようと非常階段に続くドアを開ける
真っ暗で躊躇する。
ここは20階
真っ暗な中でこども2人連れて20階を降りるのは危険
躊躇したがとりあえず廊下に戻ろうと階段を引き返していたら、ばったーんとドアが閉まった— モモシロ💎子供の英語多読&オンライン英会話&フィリピン親子留学サポート (@totovito) September 14, 2018
戻ろうとして階段を上りはじめた途端に「ばったーん」とドアが閉まりました。
何かのジョークかと思いました。
内側からドアを開けようとしてもびくともしない。
ドアからのわずかな光だけで階段は真っ暗!
この非常事態に階段に閉じ込められてしまったんです。
出たくても外に出られないんです。
まさかと思いました。
そして誰もいない。
閉まったドアを内側から開けようとしても開かない…
火事だかなんだかの非常事態発生中に真っ暗な中閉じ込められた!!!
私パニック!
叫びながらひたすらドアを叩いた— モモシロ💎子供の英語多読&オンライン英会話&フィリピン親子留学サポート (@totovito) September 14, 2018
私はこのときまで、非常階段のドアが内側から開かないことを知りませんでした。
真っ暗でとても階段は降りられないし廊下にも戻れない。
無理に階段を降りたら転落してしまう!
とにかく誰か来て!ドアを開けて!
死んでしまうかもと思いました。
(なぜか爆発音みたいなのもしたし)
娘と一緒に「Excuse me! Excuse me!」と叫びながらドアを叩きました。
ひたすら叫びながらドアを叩いた
娘も一緒にドアを叩いたそしたら人の声が聞こえたきがした
とにかく叫んだら上の階から人後降りてきた
— モモシロ💎子供の英語多読&オンライン英会話&フィリピン親子留学サポート (@totovito) September 14, 2018
かすかに人の声が聞こえたのでさらに一生懸命さけんだら上から人が降りてきた!
ここでやっと他の宿泊客に遭遇できたのです(おそらく中国人)。
このときどんなにほっとしたか!!!
中国系の家族?
Calm downと言いながら一緒に階段を降りてくれた
しかも懐中電灯を持っていて照らしてくれたのでとても助かった— モモシロ💎子供の英語多読&オンライン英会話&フィリピン親子留学サポート (@totovito) September 14, 2018
大丈夫だよ、と落ち着かせてくれて一緒に20階から下までゆっくり階段を降りました。
ココのために抱っこ紐を持ってきて本当によかった。
ココを抱っこ紐で抱いて、片手で手すりを掴み、もう片方の手でりぃ子の手を引いて階段を降りました。
私の足もガタガタ。
足下を照らしてくれたので階段も安心して降りることができました。
折り返しの10階くらいまで着たら私も落ち着いてきたけどそれまでのパニック感といったら…
— モモシロ💎子供の英語多読&オンライン英会話&フィリピン親子留学サポート (@totovito) September 14, 2018
下の方に行くと、非常階段のドアが大きく開け放たれているところは、廊下からの明るい光が入ってきていました。
先に避難した宿泊客が、ドアが閉まらないところまで開ききって逃げたんだと思います。
私は中途半端にドアを開けたので、元に戻って閉まっちゃったんですね。
ここら辺で平静を取り戻してきましたがそれまで過呼吸?ってくらいハアハア言ってました。
それに引き換え6歳りぃ子の冷静なこと。
パニクり気味の私の精神的な支えになってくれていたことは間違いありません。
スマホ持ってたからスマホのライト使えばよかっだね、よく考えると。
下まで降りていったら他にもたくさん人が降りてきていたエレベーター使ったのかな
火事だとアウトだよね— モモシロ💎子供の英語多読&オンライン英会話&フィリピン親子留学サポート (@totovito) September 14, 2018
スマホのライト使えばすぐに足下を照らせたのに!
その時は必死すぎてそんなことは頭に浮かびませんでした。
スマホを持って外に出たのは賢明だったと思いますがそれを有効活用できなかったのが反省点です。
このことは肝に銘じておきます。。。
私は非常階段を使って避難するという選択をしましたが、エレベーターで下まで降りた人も多かったようです。
私もそうしていればこんな目に遭わなかったけど、それは結果論ですよね。
エレベーターが止まってしまう可能性もあったし。
次に同じようなことがあっても、やはり階段を使うと思います。
結局1時間以上外で待機してシステムトラブルとのことで22時過ぎに部屋に戻った
非常ベルどうこうよりとにかく閉じ込められたところがクライマックス
足震えたわー— モモシロ💎子供の英語多読&オンライン英会話&フィリピン親子留学サポート (@totovito) September 14, 2018
外に出たら、コンドミニアムの住人が外で待機していました。
学校のスタッフにLINEで連絡したら、比較的すぐに来てくれました。
これで何があっても(コンドミニアムが全焼しても、当日中に部屋に戻れなくても)何とかなると安堵しました。
関係者に聞いてもまだ事情がわからないとのことで、外で待つことに。
この間ずっとアラームが鳴り続けていました。
待っている間、ココはそのまま抱っこ紐で寝てしまいましたが、かえって助かりました。
巨大台風が近づいているので強風が拭く中、建物の外で待機しましたが、1時間ほどで部屋に戻ることに。
システムトラブルとの説明。
よく分からないけどもう大丈夫だよね?
またアラーム鳴ったりしないよね?
と不安に成りながらも部屋に戻りました。
もう怖くてシャワー浴びる気にならないので、翌朝浴びることにして寝ました。
改めて命が一番大事だと再認識した。
それとこども2歳過ぎてるから抱っこ紐もうあまり使わなくなってるけど、こういう時は必須だね
手で抱っこして20階降りるとか無理だったわ
— モモシロ💎子供の英語多読&オンライン英会話&フィリピン親子留学サポート (@totovito) September 14, 2018
りぃ子は怖がっていましたが、疲れもありすぐに就寝。
部屋に戻ってから2時間後くらい、この報告のツイートをしているときに突如「ばっちーん」と再度停電。



なんか、数時間前に同じこと起きたよね?
このあとまたアラーム鳴るの?また避難?
また来るか?また来るか?と動悸に襲われました。
1時間ほど身構えていましたが何も起こらず。
今度は全館停電ではなく部屋のブレーカーが落ちただけのようでした。
台風の影響かもしれません。
朝のブレーカー事件の時に、ブレーカーの場所を把握していたので恐る恐る元に戻しました。
幸い、その後は何も起こらず恐怖で熟睡できませんでしたが無事朝を迎えることができました。
トラブルから得た教訓
とにかく思い出しただけでも怖いですが、今回の経験からいろいろと学びました。
お風呂の時は着替えを一式揃えてすぐ服を着れるような場所に置いておくこと大事ね。
靴も手元に。
そして抱っこ紐。
あと懐中電灯明日買う。
いやもう焦ったわ— モモシロ💎子供の英語多読&オンライン英会話&フィリピン親子留学サポート (@totovito) September 14, 2018
今回の件で私なりに得た教訓は次のとおりです。
- 非常階段の場所は必ずチェックしておく
- 非常階段のドアは内側からは開かない
戻る可能性を考えてた、ドアをしっかり最後まで開けて閉まらないようにして置いたほうがいい - 逃げる時はお金よりもスマホが役立つ!
スマホがあればライトが使える - スマホは充電しておく
- 何かあった時のために抱っこ紐、靴、服は手の届く範囲に置いておく
- オートロックや内側から鍵がかかるドアがないかチェック
子供が閉じ込められる可能性がある場所は対策を考える - 非常時の避難経路等子供にも説明しておく



この体験を後日何人かの人に話しましたが、非常階段のドアが内側から開かない場合があることを知らなかった人が多かったです。
ま、私も知りませんでしたが。
何かのときのために、このことだけでも頭に入れておいてください!
※このコンドミニアムは、現在クレドキッズの滞在施設からは外れていますのでご安心ください。