マニラ空港から市内へのタクシー移動はGrabが便利!使い方・乗り方を解説

フィリピンのマニラ空港から市内への移動やターミナル移動にタクシーを利用するとき、、「ぼったくられたらどうしよう」「料金の交渉が面倒そう」と不安に思う方も多いでしょう。治安面でも心配がありますよね。そんな方におすすめなのが、東南アジアで定番の配車アプリ「Grab(グラブ)」です。

親子留学でマニラ空港での子連れ移動に不安を感じている方も多いと思いますが、私も子連れでGrabを何度も利用していますのでご安心ください。

この記事では、マニラ空港から市内に安心して移動できるGrabの使い方を、アプリなし・ありの両パターンでわかりやすく解説します。

初めてフィリピンに行く方でも、この記事を読めばマニラの空港でgrabを使ってスムーズに移動できますよ。

目次

Grabとは?安心・明瞭・便利な配車アプリ

Grabは、東南アジアを中心に広く利用されている配車サービスアプリです。Grabの特徴は次の5つです。

  • 料金が事前にわかるから安心
  • 登録ドライバーは審査済みで信頼性が高い
  • 空港タクシーよりもお手頃な料金設定
  • アプリがなくてもマニラ空港のGrabブースから利用可能
  • アプリならキャッシュレスでスマート決済

特にマニラ空港から市内に移動する際は、乗り継ぎなどでターミナル移動にタクシーを利用する場合はGrabがおすすめです。一つ一つ紹介します。

料金が事前にわかるから安心

Grab最大の魅力は、乗る前に料金が確定していること。通常のタクシーでは走行距離や時間でメーターが上がっていきますが、Grabでは基本的に目的地を入力した時点で料金が提示されます。そのため、遠回りや追加請求といった不安がなく、初めて訪れる場所でも安心して利用できます。

登録ドライバーは審査済みで信頼性が高い

Grabのドライバーは、身元確認や運転経歴の審査をクリアした人のみが登録されています。アプリ上には運転手の名前や評価、車種、ナンバーなどの詳細情報が表示されるので、乗車前にチェックできるのも安心ポイント。特に海外での移動においては、安全性が重視される中、Grabは信頼できる移動手段と言えるでしょう。

空港タクシーよりもお手頃な料金設定

Grabは、空港タクシー(クーポンタクシーやイエロータクシー)に比べて割安な料金で利用できます。空港から市内までの距離が長くなるほど、その差は大きいです。さらに、事前料金制なので現地通貨での交渉やぼったくりの心配もありません。「コスパよく移動したい」という旅行者にとって強い味方です。

※ただし、Grabは混雑時など「サージ料金」が追加されることがありますので、状況によっては空港タクシーのほうが安くなる場合もあります。

アプリがなくても空港のGrabブースから利用可能

スマホにアプリを入れていなくても大丈夫。マニラ空港などの主要空港にはGrab専用のブースが設置されており、現地スタッフが配車を代行してくれます。行き先を伝えるだけで手配してくれ、料金も紙に記載してくれるため、アプリ操作が苦手な人や通信環境に不安がある人でも気軽に利用できます。この場合は降車時に現金でドライバーに料金を使用します。

アプリならキャッシュレスでスマート決済(Grabブース利用の場合は現金のみ)

フィリピンのタクシーは基本的に通常は現金払いのみ。タクシー自体はカード払いに対応していません。

事前にGrabアプリにクレジットカードを登録しておけば、ドライバーとの現金のやり取りは不要です。また、フィリピンのタクシーではお釣りを用意していないことが多いため、小銭がなく大きな紙幣を出してしまうとお釣りがもらえません。Grabでクレジットカード決済にすればスムーズに乗車できます。

Grabカウンターならアプリ不要!マニラ空港からGrabに乗る方法

アプリを使わず空港からGrabを利用する方法は、次の5ステップです。

  1. 空港を出てGrabブースに移動する
  2. ブースのスタッフに行き先を伝える
  3. 配車の手配をしてもらい、メモを受け取る
  4. 車の到着を待つ
  5. 車に乗り込み、目的地に着いたら料金を支払う

順にみていきましょう。

マニラの空港を出てGrabブースに移動する(第1~第4ターミナル共通)

到着ロビーを出たら、まずはGrabブースを探しましょう。ブースは緑色の看板が目印で、空港の案内板にも表示されていることがあります。

出典:Grab公式サイト

マニラ空港のGrabブースはこちらに案内があります。

Grab
Manila Ninoy Aquino International Airport Transfers | Grab Enjoy airport transfer rides with upfront fares from Ninoy Aquino International Airport in Manila with Grab, Southeast Asia’s trusted ride-hailing service.

マニラ空港の第1ターミナルでは、出口を出て右側にGrabブースがありました。

人通りの多い場所に設置されているため、見つけるのは難しくありません。不安な場合は、空港スタッフに「Grab Boothはどこですか?」と聞くのもおすすめです。

ちなみに、セブの空港にはGrabカウンターはありませんが、公式サイトにピックアップポイントの写真付きの案内があります。

Grab
Mactan-Cebu International Airport Transfers | Grab Enjoy convenient airport transfer rides with upfront fares from Mactan-Cebu International Airport with Grab, Southeast Asia’s trusted ride-hailing service.

ブースのスタッフに行き先を伝える

ブースに着いたら、スタッフに行き先を伝えましょう。このとき、名前と携帯番号も求められますが、日本の携帯番号で問題ありません。

配車の手配をしてもらい、メモを受け取る

行き先を伝えると、スタッフがGrabの車両を手配してくれます。その際、車のナンバーと料金、あと何分で到着するかが書かれた手書きメモを渡されます。

車の到着を待つ

車の到着までは、Grabブースの近くにあるベンチなどで待ちます。渋滞などでメモに記載された時間より多少の遅れがあることもあります。

スタッフはGrabのタクシーがどこにいるかを確認できるので、不安な場合は確認してみてください。

(スタッフに伝えた電話番号が自分がGrabに登録している番号と同じ場合は、アプリに配車された車の情報が入ってくることがあります)

車に乗り込み、目的地に着いたら料金を支払う

車が到着したら、ナンバープレートを確認し、間違いがないかチェックしてから乗車します。スーツケースなど大きな荷物がある場合は、ドライバーがトランクに載せてくれます。目的地に到着したら、事前に提示された料金をドライバーに直接支払います。Grabブースを利用する場合は支払いは現金のみです。

モモシロ

タクシー料金だけでチップは払わなくてもOKです。もちろん気持ちを伝えるためにチップとして多めに払っても構いません。

Grabは定額制なので、遠回りや追加料金の心配がなく、非常に安心です。

自分でGrabを呼ぶ場合のアプリの使い方

Grabブースは時間帯によっては大変混雑していて大行列になっていることもあります。その時は、自分でアプリを使って呼んだ方が早い場合もあります。また、Grabブースが休憩中で一時的に無人だったこともありました。10分ほどで戻ってきましたが、常時スタッフがいるとは限らないため、念のためアプリも準備しておくと安心です。

ここでは、アプリを使って自分でGrabを呼ぶ方法を紹介します。

  • 事前にアプリをインストールしておく
  • 乗車場所を正確に選択する
  • 目的地を入力し、配車をリクエストする

基本的には日本の配車アプリ(DiDiやGoTaxiなど)と同じです。簡単なので、ぜひ活用してみてください。

モモシロ

クレジットカード払いにしておくと、ドライバーさんとの現金のやり取りが不要になります(現金払いも可)。また、Grabを降りた後でも、アプリから金額を指定してチップを支払うこともできます。便利ですよね!

事前にアプリをインストールしておく

Grabを使うには、まずスマートフォンにGrabアプリをインストールしておく必要があります。App Store(iPhone)やGoogle Play(Android)で「Grab」と検索し、無料でダウンロードできます。

渡航前に日本でインストール・初期登録・クレジットカードの登録まで済ませておくと、現地でスムーズに使えます。アカウント登録時には携帯番号の認証が必要ですが、日本の番号でも登録可能です。

モモシロ

クレジットカードがうまく登録できないときは、支払い方法に「現金」を設定すれば現金払いも可能です。

乗車場所を正確に選択する

アプリを開いたら、「Car」を選び、乗車場所(ピックアップポイント)を設定します。人数が多い場合は6シートの車を選択してください。

マニラ空港からの乗車の場合はAirport-to-Anywhere (Beta)というベータ版の料金が出てくることがあります。こちらも料金固定のため、Grab Carとどちらか安い方を選べばよいかと思います。

乗車場所の指定時に注意が必要なのは、空港内だけでも複数の乗車ポイントが表示されることです。マニラ空港のターミナルは1~4まであり、さらにターミナル1でも「Arrival Bay 1」「Arrival Bay 2」など、選択肢がいくつか出てくるため、間違えないようにしましょう。

目的地を入力し、配車をリクエストする

次に、目的地を入力します。たとえば「Hilton Manila」と入力すると、候補が一覧で表示されるので、正しいものを選択しましょう。

目的地を選ぶと、料金(定額)、所要時間(目安)、ドライバーの位置(マップ上)などの情報が表示されます。

確認して問題がなければ、「Book」または「Confirm」ボタンを押すと配車リクエストが完了します。

事前予約可!マニラ空港はGrabの空港送迎ができます

実はマニラ空港はGrabの事前予約の空港送迎サービスを利用できます(第1ターミナル以外)。

アプリでルートを設定する際に乗車地を指定すると、画面下にカレンダーのマークが出てきます。

モモシロ

「予約」ボタンではなく、その隣のカレンダーアイコンを選択します。

乗車地がマニラ空港の場合は、自動で空港送迎の予約サービスとなります。

到着予定日と、飛行機のフライト番号を入力します。また、飛行機到着後何分後にピックアップするかを指定します。

ドライバーさんがフライト番号を認識しているため飛行機が遅延した場合はある程度待ってくれるようですが、大幅遅延や、指定の時間からかなり遅れる場合は、キャンセルされてしまうこともあります。

「スカイウェイを使う?」と聞かれたら?

乗車時ドライバーに「スカイウェイを使いますか?」と聞かれることがあります。これは有料の高速道路のようなもので、急いでいるときや渋滞を避けたいときに便利です。

スカイウェイを利用する場合は、スカイウェイ料金を別途ドライバーに支払います。あらかじめ現金を用意しておきましょう。

まとめ|マニラでの移動はGrabでストレスフリーに!

マニラ空港からのタクシー移動に不安を感じる方も、Grabを利用すれば、明朗会計で安心・安全に目的地へ向かうことができます。アプリなしでもブースで簡単に手配可能ですが、万が一に備えてアプリをインストールしておくとさらに安心です。

旅行のストレスを減らし、楽しい旅のスタートを切るために、ぜひGrabを活用してみてください。

動画でも詳しく解説しています。

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